対象分野
売上拡大
事業者
事業者名
有限会社 鈴茂商会（代表 鈴木 茂治様）
事業者プロフィール
- 業種 2輪車販売・修理業・乳製品販売事業
- 静岡県沼津市青野245－2 従業員3名
相談内容・きっかけ
- 先代より2輪車販売・修理業を継いで事業をしているが、新たに乳製品の宅配業も始める中で集客の伸び悩みを課題として感じ、取引のある三島信用金庫へ相談を持ち掛けたのがきっかけで静岡県よろず支援拠点の定例相談を活用した。
支援概要
支援担当者
山堀CO
連携支援機関名
三島信用金庫
課題
ヒアリングによる課題の整理
- 事業年数が長いので近隣住民の既存客は付いているが、年々その数が減少する中で新規顧客獲得のアクションができていない。従業員数も少ないため新たな営業活動を進めるにも限界がある。販促費を十分に確保することが難しい
課題解決の提案・アドバイス
- 最寄りのJR原駅からは離れているが、国道1号線バイパスからは車で2分という立地と敷地の空きスペースを活用し、キッチンカー事業者が気軽に店を出せる「キッチンカー出店場所レンタル」企画を提案。
- コロナ禍で増加したキッチンカー事業者にとって駐車場があり、定期的にお店を構えることができる場所を探すのが困難な状況でニーズがあると判断。
取組内容と成果
- 自社敷地内にキッチンカー出店可能な場所を整備。「すずしげキッチンカーオアシス」として地元の商工会からキッチンカー事業者に場所を案内したところ、数社の希望者から問い合わせがあり、毎週月、水、金にキッチンカー事業者が出店中。
- 近隣住民だけではなく、遠くから車で来店する客も増え、結果的に自社の本業である2輪車販売と乳製品販売事業に対する認知度が向上した。
- 毎日ある程度の客数が見込めることから店内空きスペースにパン屋がテナントとして入ることが決定し、安定した収入の確保に繋がった。アドバイスに従いA型看板を設置したことで更に来店客数の増加に至った。
事業者の声
「2輪車販売と乳製品販売を拡大するために何か広告宣伝をしなければと思っていたが、空きスペースを活用するアイデアは目から鱗だった。最初は慣れない営業活動であったが商工会や信用金庫の協力もあって徐々に出店社数も増え、今までにない来客数で店舗にも活気が戻った」
コーディネーターの声
「今までと同じ新聞折込チラシやタウン誌への広告などの宣伝では集客が難しいため、自社の強みを活かした費用対効果の高いPR方法を検討した。最大の強みである立地と敷地を活かして、ニーズの高いキッチンカー出店者を募集し、それぞれで集客した来店者に対し鈴茂商会の案内を行うことで効率良く新規顧客獲得に繋げることができた。支援機関同士の連携も大きなポイントとなった」
事業者のビジネス
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